東海道歩き旅!8日目③「箱根宿」

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こんにちは、ぶ~ちゃんです!

夫婦で挑む東海道歩き旅、8日目のクライマックスはいよいよ「箱根西坂(はこねにしざか)」の攻略です。箱根峠を越え、ここからは静岡県最初の宿場町・三島宿を目指して一気に向きを下へと変えていきます。

山中城跡を後にし、足元に伝わる石畳の硬い振動と格闘しながら進む道中。膝にズシンとくる下り坂の厳しさと引き換えに、次々と現れる歴史の断片や、現代の絶景スポットが私たちを元気づけてくれました。「江戸時代の旅人も、この角を曲がった瞬間に同じ富士を見たのだろうか」――そんなロマンに浸りながら、五感で楽しむ箱根西坂の旅路を詳しくお届けします。

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東海道の旅 8日目-1

箱根西坂の石畳と歴史の面影をたどる

箱根の「東坂(小田原側)」が鬱蒼とした杉並木の険しさを持つならば、こちらの「西坂(三島側)」は視界が開け、駿河湾や富士山を望む開放的な絶景と、より変化に富んだ石畳が大きな魅力です。

一歩踏み出すごとに、歴史の層を薄皮を剥ぐようにめくっていく感覚。旅の安全を祈りつつ、現代の喧騒を忘れて歩き旅の再スタートを切りました。

松尾芭蕉句碑

まず立ち寄ったのは、俳聖・松尾芭蕉の句碑です。

「霧しぐれ 富士を見ぬ日ぞ 面白き」

という有名な句が刻まれており、日本一の山・富士山が見えないことを、あえて「面白い」と表現する芭蕉の粋な感性。に触れることができます。

句碑を過ぎてまたしばらく坂を下っていきます。

三島スカイウォーク

突如として風景が現代へと切り替わります。現れたのは、日本最長の歩行者専用吊橋「三島スカイウォーク」です。
2025年12月に開業10周年を迎えたこの場所は、今や箱根・三島エリアを代表する日本屈指の絶景アクティビティ拠点。江戸時代の旅人が見たら腰を抜かすであろう、全長400mの巨大な吊橋が空を横切っています。

私たちはここで休息をとることにしました。

スカイガーデン

ランチを求めてエスカレーターで登った先にあるのが「スカイガーデン」です。
一歩足を踏み入れると、天井から降り注ぐようなハンギングプランターの花々に圧倒されます。ここは単なるお土産コーナーではなく、三島スカイウォークオリジナルの限定品から地元の特産品までが揃う、目にも鮮やかなショッピング&フードコート空間です。

花の香りと明るい光に包まれて、これまでの山歩きの疲れがスッと抜けていくような心地よさがあります。歩き旅の最中にこうした華やかな空間に立ち寄ると、自分たちが「旅」をしているのだということを忘れてしまいそうです。

空腹の私たちが選んだのは、フードコート内で提供されている「ジューシーハンバーグ(150g)」。
観光地のど真ん中、しかもこの洗練されたロケーションでありながら、ボリューム満点のハンバーグが1,500円という価格設定には驚きました。ナイフを入れると溢れ出す肉汁と、しっかりとした肉の旨味。街道歩きで消費したカロリーを補給するには、これ以上ないご馳走です。

本当は全長400mの吊橋を渡り、絶景の中を散策したかったのですが、三島宿までの距離と残り時間を計算すると、ここでゆっくりしすぎるわけにはいきません。

この日は富士山がきれいに見えたんですけどね。

箱根旧街道石畳(笹原地区)

しっかりと腹ごしらえをして、再び三島へと歩みを進めます。

ここからが本番、笹原地区の石畳へと突入します。ゴツゴツとした不規則な石面は、一歩間違えれば滑りやすく、当時の旅人の苦労が直接足裏に伝わってくるようです。

笹原一里塚

石畳の険しい道のりの途中に現れるのが、江戸から27里目にあたる笹原一里塚です。往時のままの小高い土盛りが伝えています。石畳の厳しい下り道の途中で、かつての旅人もここで一息つきながら、残り少ない箱根路を思ったのかもしれません。

しばらく続いていた箱根の石畳の道もここで最後です。
がまだまだ下り坂は続きます。

こわめし坂

笹原の石畳を抜けると、一旦車道を横断します。その先に待ち構えているのが、旧東海道の中でも屈指のユニークな名前を持つ「こわめし坂」です。

こちらも江戸時代に旅人を苦しめた難所だったそうです。
名前の由来を聞くと、当時の街道の過酷さがよく分かります。

ブーちゃん
ブーちゃん

昔の旅人さんが、お米を背負ってこのものすご〜い急坂をいっしょうけんめい登ったんだブ。

そしたら、旅人さんの熱気と汗のしわざで、お米がホカホカに蒸されちゃったんだブ!坂を登りきるころには、「強飯(こわめし:蒸した固い米)」ができあがってた……っていう、とってもおいしそうで不思議なお話だブ。

「いくらなんでも蒸されるほど汗はかかないでしょ」と名前の由来を面白がっていた私ですが、実際に下り始めてその急勾配に納得。下りであっても、前傾姿勢を保つのに全身の筋肉を使い、想定以上の負荷がかかります。登りならなおさら、まさに「人肌蒸し器」状態。当時の旅の過酷さを物語る、なんともユーモラスで切ない名前です。実感。

膝にダイレクトにくる衝撃と戦いながら、三島側の出口に辿り着いた時には、思わず「ふぅ」と大きなため息が漏れました。

松雲寺

こわめし坂を下りきり、300mほど進むと、静かな佇まいの「松雲寺(しょううんじ)」が見えてきます。
ここは単なるお寺ではありません。幕末、生麦事件の当事者となった島津久光や、最後の将軍・徳川慶喜も休息したという、由緒ある「寺本陣(宿泊・休憩施設)」としての役割を担っていました。

境内には、明治天皇が休憩の際に富士山を愛でられたことを示す石碑も立っています。
参勤交代の大名から明治の元勲まで、日本の歴史を動かした人々が、この同じ場所で足を止め、同じ景色を見ていた。

境内の裏手に向かうと覆われた雲の向こうに、雄大な富士山の姿を見ることができました。
確かにここからの富士山の眺めは素晴らしい!

締め文

箱根の山を越え、三島宿の入り口に立った瞬間のあの感動は、実際に歩いた人にしか味わえない至福のひとときです。ゴツゴツとした石畳の痛みも、急坂での息切れも、すべてが「天下の険」を攻略するための試練。
膝はガクガク、足の裏はパンパンですが、心はこれ以上ない達成感で満たされています。静岡県最初の宿場町として栄えた三島宿には、歴史だけでなく、富士の湧水が育む豊かな文化が今も息づいています。

さて、次回は三島宿の街歩き編!「水の都」とも呼ばれる三島の清流や、歴史ある三嶋大社の参拝、そしてお待ちかねのご当地グルメ・三島コロッケや鰻のレポートもお届けする予定です。私たちの歩き旅はまだまだ続きます。次回の更新もぜひ楽しみにしていてくださいね!

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