東海道歩き旅【10日目④】二度移転した不屈の宿場町「吉原宿」!平家越の伝説を巡る

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東海道
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こんにちは。ぶ~ちゃんです。

東田子の浦駅を出発し、名勝・左富士(心の目)を堪能した私たち。いよいよ今回のメインスポットである「吉原宿」へと突入します!
度重なる大自然の猛威にさらされながらも、決して諦めることなく街を再建し続けた吉原の人々。その情熱と歴史の痕跡が、今の街並みにもしっかりと息づいていますぜひ最後まで一緒に歩く気分で楽しんでくださいね。

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東海道歩き旅10日目-3

悲哀の歴史と二度移転した宿場の名残

平家越碑(源平合戦)

名勝・左富士の広場からさらに500mほど歩くと、和田川に架かる橋のたもとの交差点に「平家越碑」という立派な石碑が建っています。ここは歴史好きなら誰もが知る、1180年(治承4年)の「富士川の戦い」の舞台となった場所です。

ブーちゃん
ブーちゃん

富士川の戦いのお話だブ!

源氏と平家がにらみ合っていた夜、突然たくさんの水鳥がバタバタバタッ!と飛び立ったんだブ。平家の人たちはそのものすごい羽音を「源氏の大軍が攻めてきた!」と勘違いして、戦う前に大パニックになって逃げちゃったらしいブ。
鳥さんの音にビックリして逃げちゃうなんて、面白いエピソードだブね!

日本橋から十四番目の宿場町「吉原宿」

東木戸跡

平家越碑を過ぎると、いよいよ吉原宿の入り口である「東木戸跡」に到着します。ここからが、かつて旅人たちで大いに賑わった巨大な宿場町の中心地です。

ブーちゃん
ブーちゃん

本陣2軒、脇本陣3軒、旅籠60軒あったんだブ。
もともとは海のそばにあったけど、大きな津波が来て大変だったんだブ。でも、昔の人は諦めなかったんだブ!安全な場所を目指して、なんと2回もお引っ越しをしてできた町なんだブ。

陽徳寺と身代わり地蔵

岳南電車の吉原本町駅のすぐ隣にひっそりと佇むのが「陽徳寺」です。
かつてお寺の本尊は大洪水によって沼津方面から流れ着いたと伝えられています。不思議な縁でこの地に祀られた本尊は「身代わり地蔵尊」として、特に眼病などの病気平癒に絶大なご利益があるとされ、吉原宿の歴史とともに地域住民の篤い信仰を集めてきました。

野口家本陣跡

吉原本町駅を過ぎると商店街の歩道を進むと、吉原商店街のアーケードが続きます。
商店街を進んで見えてくるのが、吉原宿の脇本陣であった「野口祖右衛門家跡」です。当時の建物は失われていますが、現在も野口家の子孫の方が同じ場所で「ノグチカメラ」という写真店を営んでおられるようです。宿場町時代から脈々と歴史が受け継がれている非常に稀有なスポットですね。

長谷川脇本陣跡

長谷川脇本陣は、現在、静岡県富士市吉原2丁目の「コンドウ薬局」付近がその跡地とされていますが、当時の遺構は完全に失われています。

四ツ目屋脇本陣跡

こちらも現在は「おもちゃのキムラ」というお店になっています。

扇屋脇本陣跡

扇屋鈴木伊兵衛脇本陣跡です。ここにも往時の面影はありません。

銭屋脇本陣跡(御菓子司 南岳堂)

続いて銭屋矢部清兵衛脇本陣跡です。この場所は現在、1844年創業の老舗和菓子店「南岳堂」になっています。今晩ホテルで食べるおやつ(?)の購入も兼ねて立ち寄りました。

お店に一歩足を踏み入れると、そこはまるで小さな歴史博物館!店内には、江戸時代の寺子屋で実際に使われていた教科書や、大正時代の見事な装飾が施されたお菓子の木型、明治時代の毛筆で書かれた仕入帳などがズラリと展示されています。
お店のご主人から展示品の丁寧な説明をしていただき、束の間の素晴らしい時間を過ごすことができました。

私たちは桜餅を購入しホテルについてからおいしくいただきました。

ブー妻ちゃん
ブー妻ちゃん

皮はしっとり・もちもちで、絶妙な弾力に驚いちゃうブ!中のこし餡は驚くほど滑らかで、お口の中でサラッと溶ける上品な甘さだブ!後味がスッキリしているから、ついつい「もう一個!」って手が伸びて、無限に食べられちゃうブ。職人技が光る薄皮の食感は、まるで春の風みたいに優しいブ〜。

鯛屋旅館

吉原宿に来たら見逃せないのが、1682年創業の「鯛屋旅館」です。なんとこの旅館、清水次郎長が定宿とし、幕末の志士である山岡鉄舟も宿泊したというトンデモない歴史を持っているにもかかわらず、今でも現役で営業しているんです!外観も風情たっぷりで、当時の旅人や幕末のヒーローたちと同じ空気を吸い、同じ場所で眠ることができる究極の歴史体験スポット。

鯛屋旅館の向かい側には、吉原宿を説明する資料パネルも展示されていました。

西木戸跡

さらに進むと、宿場の西の出口である「西木戸跡」に到着します。長く続いた吉原宿のメインストリートもここで終わり。今日のゴール地点である富士駅も、もうすぐそこまで近づいてきました。

青嶋八幡宮神社

西木戸跡から5分ほど歩いたところにあるのが「青嶋八幡宮」です。ここは、津波で壊滅する前の「元吉原」から分霊されて現在の場所に移ってきた神社です。度重なる災害を乗り越えてきた地元の人々の不屈の精神が、この社にしっかりと宿っています。

ブーちゃん
ブーちゃん

江戸時代、大きな災害で困っていた村に、幕府が「もっと税金を払え〜!」って厳しいことを言ってきたんだブ。その時、名主の市郎兵衛さんが「これ以上は無理だブ!みんなが困っちゃうブ!」って命をかけて守ってくれたんだブ。

市郎兵衛さんは処罰されちゃったけど、村のみんなは彼の優しさを忘れないように、神様として一緒にお祀りしたんだブ。村を思う熱いパワーが詰まった、とっても絆を感じる場所なんだブ!

間宿 本市場

青嶋八幡宮を後にし、吉原宿と次の蒲原宿の間にある「間宿 本市場」のエリアに入ります。この先にある富士川は、江戸時代には橋が架かっておらず渡船で渡る急流でした。そのため、大雨で川が増水すると「川止め」となり、何日も足止めを食らう旅人が続出。そんな時、この本市場周辺の宿や茶屋は、足止めされた大勢の旅人たちで賑わいを見せたという歴史を持っています。

江戸日本橋より三十六里目「本市場の一里塚」

塚そのものは現存しませんが、南側の塚があったとされる付近に「本市場一里塚跡」の石碑と案内板が設置されており周囲には綺麗に手入れされた花壇も整備されていました。街道の歴史を後世に伝えようとする、地元の方々の想いが伝わってきます。

一里塚跡から300mほど歩くと、ついに富士駅前のメイン通りにぶつかります。本日はここまで!ここが今回の歩き旅のゴール地点となります。

吉原宿を散策し、富士川の急流を前に旅人たちが足を休めた本市場を抜け、無事に10日目のゴールである富士駅に到着しました。
次回はいよいよ、かつての東海道の難所「富士川」を越えて蒲原宿へと向かいます!どんな絶景と出会いが待っているのか、次回の更新もぜひ楽しみにしていてくださいね。

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