こんにちは。ぶ~ちゃんです。
長野県諏訪市には、旅心をくすぐる魅力的な観光スポットが数多く存在します。諏訪湖を一望できる「立石公園」では、夕景や夜景が「日本夜景100選」にも選ばれるほどの絶景が広がり、映画『君の名は。』の聖地としても知られています。歴史好きには「諏訪の浮城」と呼ばれる「高島城」もおすすめ。さらに、片倉館の千人風呂や諏訪湖畔の間欠泉、夏の花火大会など、上諏訪エリアには楽しめる要素が満載。本記事では、そんな諏訪の名所を巡る旅の魅力を解説します。
諏訪の二大名所を巡る旅!絶景の「立石公園」と「浮城 高島城」の魅力
長野県諏訪市には、訪れる人々を魅了する二つの人気観光スポットがあります。一つは諏訪湖を一望できる絶景スポット「立石公園」、そしてもう一つは、かつて湖に浮かぶように見えたという美しいお城「高島城」です。今回は、この二つの名所を巡る旅の魅力をご紹介します!
まずは息をのむ絶景から!「立石公園」
諏訪湖の東側に位置する高台にある立石公園は、その圧倒的な眺望で知られています。

絶景のパノラマビュー
公園からは、広大な諏訪湖を中心に、岡谷市や下諏訪町を含む諏訪の町並みが眼下に広がります。天気の良い日には遠く北アルプスまで見渡せる、まさに息をのむようなパノラマビューが楽しめます。

- 夕景:湖面がオレンジ色に染まり、空の色が刻々と変化していく様は、ため息が出るほどの美しさ。「信州のサンセットポイント100選」にも選ばれています。
- 夜景:日が沈み、町に明かりが灯り始めると、まるで宝石箱をひっくり返したかのような幻想的な夜景が広がります。「日本夜景100選」や「日本夜景遺産」にも認定されており、その美しさは折り紙つき。ロマンチックな時間を過ごしたいカップルにもおすすめです。
あの「君の名は。」の聖地としても
2016年に大ヒットしたアニメーション映画「君の名は。」の舞台である「糸守町」の風景に似ていると話題になり、映画ファンにとっても聖地となっています。映画の世界観を感じながら、景色を眺めてみるのも良いでしょう。

家族みんなで楽しめる公園
園内には、展望テラスや時計塔のほか、全長18mの滑り台などの遊具も整備されています。お子様はもちろん、大人も楽しめるので、家族連れでのんびり過ごすのにもぴったりです。四季折々の花々も楽しめるので、どの季節に訪れても美しい景色に出会えます。
続いて歴史ロマンに浸る!「諏訪の浮城 高島城」
続いて、上諏訪駅から1kmほどのところにある、もう一つの魅力スポット高島城です。
諏訪湖に浮かぶ美しい城
高島城は、かつて諏訪湖の水が城際まで迫り、まるで湖に浮かんでいるように見えたことから「諏訪の浮城」と呼ばれていました。豊臣秀吉の家臣によって築城され、江戸時代には約270年間、諏訪藩の居城として栄えました。明治維新で一度は取り壊されましたが、市民の熱意により1970年に現在の天守閣が復元され、往時の美しい姿を取り戻しています。


城内で歴史を学ぶ
現在の天守閣は内部が資料館になっており、高島城の歴史や諏訪藩に関する貴重な資料が展示されています。3階の展望フロアからは、かつての堀であった場所や、天気の良い日には遠く富士山まで望むことができます。歴史好きはもちろん、そうでない方も、城の歴史に触れることで、より深く諏訪の魅力を感じられるはずです。


桜と藤の名所としても有名
城の跡地は現在「高島公園」として整備されており、特に春には美しい桜が咲き誇り、藤の花も見事に彩ります。満開の時期には、城を背景にした桜の景色は格別で、多くの花見客で賑わいます。美しい花々と共に、風情ある城郭を散策するのもおすすめです。


敷地内には「諏訪護国神社」も鎮座していました。

「続日本100名城」に認定!
高島城は、2017年に「続日本100名城」に選定されています。お城巡りが趣味の方にとっては、ぜひ訪れてスタンプを押したい場所ですね。
アクセス情報
立石公園
- 電車の場合: JR中央本線 上諏訪駅から徒歩約30分、またはタクシーで約15分。
- 車の場合: 中央自動車道 諏訪ICから約30分。無料駐車場あり。
高島城
- 電車の場合: JR中央本線 上諏訪駅から徒歩約10分。
- 車の場合: 中央自動車道 諏訪ICから約15分。周辺に有料駐車場あり。
上諏訪エリア周辺観光
千人風呂が名物!レトロな温泉施設「片倉館」
上諏訪温泉のシンボルともいえる「片倉館」は、1930年に建てられた洋館風の歴史ある建物で、国の重要文化財にも指定されています。中でも名物は、1000人が同時に入浴できるといわれる「千人風呂」。深さ1.1mの大きな浴槽で、旅の疲れをじんわり癒してくれます。昭和レトロな雰囲気に浸りながら、温泉情緒をたっぷり堪能できるスポットです。

諏訪湖畔でのんびり過ごすひととき
諏訪湖の湖畔エリアには、整備された遊歩道や足湯、ベンチなどが点在し、湖を眺めながらゆっくりとした時間を過ごすことができます。天気の良い日は、遠くの山々と湖が織りなす風景を背景に、写真撮影やピクニックにもぴったり。


また、湖畔にある「諏訪湖間欠泉センター」では、間欠泉を見ることができます。かつては50メートルにも達した間欠泉も、現在は人工的に噴出させている状況ですが、諏訪のロケ地レビュー展や花火館など資料を展示していて楽しめます。タイミングを合わせて立ち寄れば、旅の思い出に残るひとときになるでしょう。
立石公園や高島城の観光とあわせて、湖畔でひと休みするのもおすすめです。


夏の風物詩「諏訪湖祭湖上花火大会」
毎年8月に開催される「諏訪湖祭湖上花火大会」は、打ち上げ数約4万発を誇る全国屈指の花火大会として知られています。湖上に浮かぶ打ち上げ台から放たれる花火が、水面に映り込む様子はまさに幻想的。地元の人々はもちろん、全国から多くの観光客が訪れる夏のビッグイベントです。旅行のタイミングが合えば、ぜひ一度体験していただきたい感動の夜です。
まとめ
諏訪市は、自然の美しさと歴史的魅力が融合した、何度でも訪れたくなる観光地です。立石公園の壮大な眺望や高島城の歴史ロマンに加え、片倉館での癒しの時間や諏訪湖畔でののんびり散歩、そして迫力満点の諏訪湖祭湖上花火大会まで、見どころは尽きません。季節ごとに異なる表情を見せる諏訪の旅は、家族旅行やカップルのデート、歴史散策など、どんな旅スタイルにもぴったり。ぜひ今回ご紹介したスポットを参考に、心に残る旅をお楽しみください。
コメント