東海道歩き旅!8日目①「箱根宿」

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東海道
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こんにちは、ぶ~ちゃんです。

江戸の旅人が「天下の険」と恐れ、同時に憧れを抱いた箱根越え。 前回の記事で、私たちは苦しい登り坂を制して芦ノ湖畔・元箱根へと辿り着きました。しかし、旅はまだ終わりではありません。今回は、厳重な警備で知られた「箱根関所」を抜け、街道最高地点である「箱根峠」を越え、ついに静岡県へと足を踏み入れます。

巨木が並ぶ杉並木の冷涼な空気、歴史の重みを感じる関所の門構え、そして下り坂で感じる足裏の衝撃(笑)。一歩進むごとに変わる景色と、今も息づく江戸の面影を、私と一緒に歩いているような気持ちで楽しんでください。それでは、三島宿へと続く「西坂」の旅へ、いざ出発です!

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東海道の旅 8日目-1

三島宿への道中

前回の終了地点、箱根神社第一の鳥居からリスタートです。
賑やかな元箱根の観光エリアから一歩足を踏み入れると、そこには現代の喧騒を忘れさせる異空間が広がっていました。

江戸日本橋から二十四里目「葭原久保(よしわらくぼ)一里塚」

芦ノ湖畔の杉並木入り口にある、江戸から24番目の一里塚跡です。
現在はひっそりと石碑のみが残っていますが、ここはいわば「静寂への入り口」。ここを起点に、箱根を象徴する美しい景色が始まります。

箱根旧街道杉並木

元箱根から関所方面へ向かう道中、圧倒的な存在感を放つ杉並木が現れます。なんとここには、江戸時代初期に植えられた400本以上の杉が現存しているんです。

昼間でも薄暗いほどの鬱蒼とした木陰は、かつて夏は強い日差しを遮り、冬は寒風から旅人を守ってきました。見上げれば空を覆うほどの巨木、足元には優しい木漏れ日。神聖な空気の中を歩けば、心が洗われるような「静寂の散歩」を楽しめます。すぐ横を走る国道1号線の車の音が嘘のように遠のいていく、不思議な没入感を味わえますよ。

箱根関所

杉並木のトンネルを抜けて湖畔のほうに向かいます。目の前に現れるのは黒塗りの重厚な門構え。いよいよ東海道最大の要所、箱根関所です。

現在の建物は、当時の技術や道具を使って忠実に復元されたもの。一歩足を踏み入れれば、そこはもう江戸時代そのもの!かつてここで厳しい取り調べが行われていたと思うと、背筋が伸びる思いです。

大番所・上番休息所

関所の中心となる建物です。中にはリアルな人形が置かれていて、当時の役人たちがどのように仕事をしていたのかが再現されています。厳しい表情で旅人を見つめる役人の視線に、何も悪いことしてないのに少し緊張してしまいます(笑)。

遠見番所(とおみばんしょ)

関所の背後にそびえる丘の上には、見張り台があります。長い階段を登ると芦ノ湖と関所の全景、そして空気が澄んでいれば富士山まで一望できます。不審な人物の監視と、箱根越えの旅人の動向を監視していましたが、今は旅人の疲れを癒やす最高のフォトスポットになっています。
序盤で体力を消耗するわけにもいかないので、今回登るのはあきらめました。

横で「え~、行かないの?」と元気に階段を見上げる妻。聞こえないふりをして先を急ぎます。後半彼女から弱音が出てくるでしょうからから…。

「入り鉄砲に出女」の真実

箱根関所で特に厳しく取り締まられたのがこの二つ。

  • 入り鉄砲(いりでっぽう):江戸に武器(鉄砲)が持ち込まれるのを防ぐ。
  • 出女(でおんな):人質として江戸に住まわせている大名の奥さんたちが、国元へ逃げ帰るのを防ぐ。

特に女性への調べは厳しく、「人見女(ひとみおんな)」という専門の女性職員によって、髪の毛の中までチェックされたそうです。

ブーちゃん
ブーちゃん

「出女」のチェックは本当に厳しかったんだブ!もし手形に書かれている特徴(ほくろの位置とか)と少しでも違ったら、関所を通してもらえなかったんだブ。だから旅をする女性にとって、箱根関所はまさに「鬼門」だったんだブ…。無事に通れたときは、みんな泣いて喜んだらしいブ。

天野又左衛門(またざえもん)本陣

箱根関所から150mほど歩いたところに天野又左衛門(またざえもん)本陣跡があります。
現在「箱根ホテル(富士屋ホテルレイクビューアネックス)」となっています。形は変われど、「旅人を迎えて休ませる」という本陣本来の役割を現代に受け継いでいますね。

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天野平左衛門(へいざえもん)本陣

さらに200mほど歩いた場所には「天野平左衛門(へいざえもん)本陣跡」があります。
現在は「茶屋本陣 畔屋(ほとりや)」となっています。建物は現代のものですが、宿場町の雰囲気を再現したデザインで再整備されていて、お土産処やカフェとして利用可能です。

箱根駅伝栄光の碑・箱根駅伝ミュージアム・ゴール地点

もう一つ、箱根で外せないキーワードといえば「箱根駅伝」ですね。
「箱根海賊船 箱根町港」付近は箱根駅伝の往路ゴール・復路スタート地点となっています。タスキで繋がる駅伝は、数々のドラマを生み出してきました。多くのランナーが涙と汗を流したこの場所を通ると、歩き旅の疲れも「心地よい疲労」に変わる気がします。

箱根駒形神社

「箱根七福神の毘沙門天」および「忠犬伝説の地」として独自の信仰を集めています。

ブーちゃん
ブーちゃん

酔っぱらったご主人様を山火事から守るために、自分の命をかけて助け出した「簑(みの)」と「笠(かさ)」っていう2匹のワンちゃんの伝説だブ。とっても勇敢で泣けるお話だブね。今では「犬塚明神」として大切に祀られていて、夏の「鳥居焼まつり」でも龍神様と一緒にみんなに供養されているんだブ。

芦川の石仏群

「芦川の石仏群」は、箱根関所近くの芦川地区にある、旧東海道(三島方面)への入り口を示す石仏・石塔の集まりです。かつては駒形神社にあったものを含み、峠越えの旅人を見守ってきた歴史的な遺産です。現在は旧街道ハイキングコースの起点として、静かに佇んでいます。ここから空気が少し変わります。

箱根旧街道向坂地区石畳

足元は土からゴツゴツとした石畳へと変わります。
箱根峠頂上を目指す、急勾配の石畳道。「芦川の石仏群」を入口とし、江戸時代に泥沼対策として敷かれた当時の石組みの技術や苦労を肌で感じることができる貴重な史跡です。風情ある苔むした景観とは裏腹に、足元が悪く体力を使う「難所」の面影を今も色濃く残しています。

難所の連続!坂道たち

ここから峠までは、赤石坂、釜石坂、風越坂……と名付けられた坂道がいくつも登場しますが、歩いている私にはどの坂がどう違うのか、正直はっきりとはわかりませんでした(笑)。
ただ一つ言えるのは、「名前を付けておきたいくらい過酷な坂道の連続だった」ということ。息を切らしながら一歩一歩進むこの感覚こそ、江戸の旅人との最大の共有体験かもしれません。

箱根峠 

ついに到着!標高846m、旧東海道の最高地点です!
ここは神奈川県(相模国)と静岡県(伊豆国)の境界線。長い長い上り坂との戦いが、ここでようやく終わります。芦ノ湖周辺の山々が見えるのもここが最後。「天下の険」を自分の足で制覇した達成感は格別です。

ここから先は、三島宿へ向かって一気に下る「西坂」。目の前に広がる駿河湾や富士山の絶景を期待しつつ、まずは国境越えの余韻に浸りましょう。

脚気地蔵

箱根峠付近にある脚気地蔵です。非常に悲しい伝説とともに語り継がれている史跡です。

ブーちゃん
ブーちゃん

大阪の商人・十郎兵衛が、家出しちゃった息子の喜六を探して箱根まで来た時のお話だブ。
運悪く脚気で倒れちゃったお父さんの前に、なんと探していた息子の喜六が現れたブ!でも、喜六はそれが自分のお父さんだと気づかずに、お金を奪って逃げたんだブ…。
あとで財布の中身を見て、倒れていたのがお父さんだったと知った喜六は、後悔して自分でお命を絶ったんだブ。すれ違いが生んだ、とっても切ないお話だブ。みんなも家族を大切にするんだブ!

箱根旧街道入口 峠の地蔵

箱根峠の西側には「箱根旧街道」と書かれた門があります。気を引き締めて、静岡側の「西坂」に挑みます。

その先、峠の地蔵が並んでいたのですが、枯草が生い茂っていて碑の存在を探すのに一苦労でした。

箱根エコパーキング

この付近には「箱根エコパーキング」という大型トラックも駐車可能なエリアがあります。
公衆トイレと東屋があるので、これから始まる「西坂」の下りに備えて、しっかり膝を休ませておきましょう。

なんと、このパーキング付近には「峠茶屋」という焼肉屋さんがあります!旅の途中に箱根峠で焼肉を食べるというのも、現代の歩き旅ならではの贅沢な楽しみ方かもしれませんね(笑)。

ついに箱根の頂を極め、ここからは静岡県。江戸の旅人たちも、この国境を越えるときには特別な感慨に浸ったことでしょう。次回は、いよいよ富士山を右手に仰ぎながら三島宿へと一気に駆け下る、ドラマチックな「西坂」の後半戦をお届けします!下り坂ならではの衝撃と絶景をお楽しみに。

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