こんにちは。ぶ~ちゃんです。
これまで3回にわたり、15年間連れ添った愛車を手放すまでの「決断」「新生活」「売却実践」について綴ってきました。
「車のない生活なんて考えられない!」
そこで今回は、「もし300万円の車(2000cc)に買い替えて10年乗り続けたら?」というシミュレーション結果と、実際に車を手放してわかったリアルな変化を公開します。
今回はシリーズ完結編として、実際に車を手放してみて感じた「リアルなメリット・デメリット」と「お金の話を、包み隠さず整理したいと思います。車を手放すべきか迷っている方の、最後の判断材料になれば幸いです。
1. 衝撃のコスト比較!車は「持っているだけ」でこれだけかかる
比較したのは、以下の2つのパターンです。
- Aパターン: 300万円の新車(2000ccクラス)を購入し、都内で10年間維持する。
- Bパターン: 車を持たず、必要な時だけカーシェア(月2回利用想定)を使う。
結果は以下の通りです。
| 項目 | A:新車購入(10年総額) | B:車なし(10年総額) |
| 車両本体 | 3,000,000円 | 0円 |
| 駐車場代 | 1,800,000円 | 0円 |
| 維持費(税・検・保) | 約1,600,000円 | 0円 |
| ガソリン/利用料 | 約200,000円 | 約1,800,000円 |
| 10年間の合計 | 約6,600,000円 | 約1,800,000円 |
| 差額 | 約4,800,000円 |
※駐車場代は月1.5万円、カーシェアは月1.5万円利用で試算。
なんと、その差は480万円。 月々に換算すると、車を持つだけで毎月5.5万円(車両代含む)が財布から消えていく計算になります。
「新車になれば燃費が良くなって維持費が下がる」と思っていましたが、車両本体という巨大なコストと、都内の駐車場代の前では、燃費の節約効果など微々たるものでした。
現在、私たちはカーシェアを活用していますが、月々の利用料は数千円〜1万円程度です。

2. 「480万円」あれば何ができるか?
この480万円という金額は、単なる「節約」の枠を超えています。 私たち夫婦の趣味である「街道歩き旅」や、将来設計に当てはめてみると…
日本中の街道を制覇できる
- 遠方の街道へ新幹線で移動し、毎回良い旅館に泊まってもお釣りが来ます。
老後資金の強力な柱になる
- この資金を新NISAなどで年利4%で10年間運用すれば、さらに大きな資産に育つ可能性があります。私たちは40代後半。早期リタイアを考える上でも、この差は致命的です。
車を「所有」するということは、これだけの機会費用(他のことに使えたはずのお金)を支払っていることと同義だったのです。

車がなくても、年約50万円あればこれだけ贅沢で便利な生活ができるんだブ。
タクシーを「自分専用の運転手」にするブ!
- 初乗り運賃(約500円)なら1,000回分! ちょっとした買い物や雨の日、駅から家までをタクシーにしても1,000回も乗れるブ。
- 1回3,000円の贅沢移動でも約166回! 週に1回、ちょっと遠くまでタクシーを使っても3年以上もつ計算だブ。重い荷物もへっちゃらだブ!
最新の「電動アシスト自転車」を買うブ!
- 約15万円で最高級モデルをゲット! 坂道もスイスイ、風を切って走るのは最高だブ。残りの35万円で、美味しいランチを求めてサイクリングに行き放題だブ!
必要な時だけ「カーシェア・レンタカー」を活用だブ!
- 1回10,000円の利用なら50回分! 月1回の大きな旅行やドライブに使っても、4年以上楽しめるブ。保険代や駐車場代を気にしなくていいのが、車を持たない最大の特権だブ!
自宅を「最強の拠点」にするブ!
- ネットスーパーの送料(約330円)なら約1,500回分! 「車がないから重いものが買えない」なんて悩みは、50万円あれば一生分くらいの送料で解決だブ。
3. 車を手放して感じた「メリット・デメリット」正直レビュー
お金以外にも、生活の質は大きく変わりました。
【メリット】ここが良かった!
「歩く」楽しみが増え、健康になった
- 近くのスーパーまで歩いたり、駅までの道のりで新しいお店を発見したり。車移動では見過ごしていた街の景色を楽しめるようになりました。
精神的な「開放感」がすごい
- 「そろそろ車検か…」「税金の季節か…」「タイヤ交換しなきゃ…」といった管理の手間から一切解放されました。
- 何より、「運転中の事故リスク」から解放されたこと。これは想像以上に心の平穏に繋がりました。
カーシェアで「色々な車」に乗れる
- その日の気分や用途に合わせて車種を選べるのは、車好きとしても意外な楽しみです。
【デメリット】ここは不便かも…
「プライベート空間」の喪失
- 好きな音楽を大音量で歌ったり、荷物を積みっぱなしにしたりする「動く自分の部屋」はなくなりました。
雨の日や緊急時の機動力
- 「今すぐ出たい!」という時、カーシェアの予約枠が埋まっていると困ります。事前の計画性が少し必要になりました。
4. 結論:都内で車は「贅沢品」と割り切れるか?
今回の試算で、「週末ドライバーが節約のために新車に買い替える」のは、経済的には成立しないことがはっきりしました。
- 車そのものが趣味・生きがいなら、660万円は無駄ではない。
- 単なる移動手段なら、480万円を他の夢に使ったほうが人生は豊かになる。
私たちは後者を選びました。 手放して浮いたお金と時間で、次はどこの街道を歩こうか? 妻とそんな相談をする時間が、今の私たちにとって一番の「贅沢」です。
もし今、車の買い替えや維持費で悩んでいるなら、一度「その車に480万円分の価値があるか?」を問いかけてみてください。

最後に
長年連れ添った愛車を手放すのは、勇気がいる決断です。
でも、その先には「維持費」や「管理の手間」から解放された、身軽で自由な生活が待っています。もし今、車検や維持費で悩んでいるなら、一度「車のない生活」をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか?
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