こんにちは。ぶ~ちゃんです。
「日日是好日」という言葉を目にしたことはありますか? 当ブログのタイトル「日日是行日(にちにちこれこうじつ)-夫婦で歩くニッポン-」は、この有名な禅語「日日是好日」に由来しています。
良い日もあれば大変な日もある毎日の中で、その日その日を大切に生きる姿勢を表すこの言葉は、現代を生きる私たちに多くの気づきを与えてくれます。
本記事では「日日是好日」の読み方や意味を解説し、映画や書籍で描かれたエピソードにも触れながら、その魅力とブログに込めた想いを紹介します。
「日日是好日」の読み方と本来の意味
「日日是好日」の読み方について
「日日是好日」は禅の教えに由来する言葉で、主に以下の2通りの読み方がされています。
・にちにちこれこうじつ(最も一般的で映画のタイトルにも採用されている読み方)
・にちにちこれこうにち(漢文の訓読に沿った読み方)
5文字の中に「日」が3つも含まれているため一見不思議な印象を受けますが、どちらの読み方でも意味に違いはありません。普段使いや日常の会話では「にちにちこれこうじつ」と読むのが親しみやすいでしょう。

「日日是好日」の意味と禅の心
「日日是好日」には「毎日が良い日である」という直訳以上の深い意味が込められています。
禅僧でありベストセラー作家でもある枡野俊明氏の著書『心配事の9割は起こらない』では、この言葉について次のように分かりやすく解説されています。
人生には晴れの日もあれば、雨の日もある。穏やかな陽射しに包まれることもあれば、吹き付ける寒風にみをすくめることもある。しかし、いずれの日にもあなたはその日でなければできない実体験をする、かけがえのない経験を積む。ですから、すべてが有意な「好日」なのだ。
つまり、境遇があなたの生き方を左右するのではありません。あたなの生き方によって境遇はどんなものにでもなるのです。
枡野俊明著書「心配事の9割は起こらない」より引用
楽しい日や成功した日だけが「良い日」なのではありません。雨の日や失敗した日、辛い日であっても、その日でしか得られない貴重な体験があります。
自分の心の持ち方や受け止め方次第で、どんな一日もかけがえのない「最高の一日(好日)」に変えることができるという、非常に前向きで力強いメッセージなのです。
映画『日日是好日』で描かれる人生の気づき
お茶の作法を通して知る大切なこと
この言葉を広く知らしめたきっかけの一つが、森下典子さんのエッセイ『日日是好日―お茶が教えてくれた15のしあわせ』と、それを原作とした映画『日日是好日』です。
映画では黒木華さんが主演を務め、樹木希林さん(武田先生役)や多部未華子さんが出演したことでも大きな話題となりました。
物語は、主人公がお茶(茶道)の稽古を通じて、時間をかけて人生の喜びや四季の美しさに気づいていく姿を丁寧に描いています。作中には以下のような象徴的なフレーズが登場します。

世の中には「すぐわかるもの」と、「すぐにはわからないもの」の二種類がある。
映画「日日是好日」より引用
すぐにわからないものは、長い時間をかけて少しずつ気づいてわかってくる。
効率や速さが求められる現代において、じっくり時間をかけて理解していくことの価値を教えてくれる名言です。
映像美と四季の移ろいを楽しむ
映画『日日是好日』の魅力は、物語だけでなくその美しい映像美にもあります。 茶室に差し込む光の移ろい、雨の音、季節ごとに変わる和菓子やお花など、五感で季節を感じられる演出が見事です。
見るだけで心が整い、日々の小さな変化や幸せに目を向けたくなる作品となっています
当ブログ「日日是行日」に込めた想い
ここまで紹介したように、「日日是好日」には前向きに日々を生きるためのヒントが込められています。
- 楽しいことも苦しいことも受け入れて未来につなげる
- 一日一日がかけがえのない宝である
いずれの解釈にしても、人生において自分がどのように考えるかによって、世界の見方が大きく変わってくることがあるということ。
日々の何気ない出来事は未来の何かに繋がる、かけがえのないものであるということ。
つまり、人生を楽しむため、価値あるものにするために必要なこと。
毎日がこれ以上平和でよい日はない。満ち満ちた状態であることを意識した生活を送り続けよう、という心構えをブログのタイトルにしました。
日々の忙しさの中で見落としてしまいがちな小さな発見や季節の移ろいも、視点を少し変えるだけで特別な思い出になります。
当ブログ「日日是行日」では、夫婦で歩んだ日本の美しい風景や街道の歴史、歩く旅の魅力を発信しています。記事を通じて、読者の皆様が今日という日を前向きに楽しむきっかけになれば幸いです。
今日も最高の一日を創っていきましょう。 日日是行日!
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