甲州街道歩き旅【1日目②】内藤新宿〜上高井戸宿|笹塚の一里塚と樋口一葉の墓所

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甲州街道
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こんにちは。ぶ~ちゃんです。

甲州街道の歩き旅1日目の第2回目、いよいよ本格的な行脚がスタートしました。前回「江戸日本橋」から「内藤新宿」まで、時速3kmという超のんびりペースでスタートした私たち夫婦ですが、今回は新宿の喧騒を抜け、いよいよ次の宿場町「下高井戸宿」方面へと足を進めます。

初台や笹塚といった現代の活気ある街並みを歩きながらも、ふとした瞬間に現れる江戸時代の道標「一里塚」に出会うことで、時空を超えたような感動を味わえるのが街道歩きの醍醐味。歴史と現代の生活が交差する瞬間を楽しみながら、一歩一歩踏みしめて歩いていきます。

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甲州街道の旅 1日目-2

下高井戸宿への道中

新宿を抜けると、街の表情が少しずつ変わってきます。都会的なビル群の中に、ふと江戸の境界線を感じさせるようなスポットが点在し始めます。
妻は相変わらず動画撮影に夢中で、道端の何気ない看板やマンホールまで熱心に撮っています。「それ、ただの排水溝だよ」と突っ込みたい気持ちを抑えつつ、彼女の「なんでも名所に変えてしまう才能」のおかげで、単調になりがちな首都高沿いの道も退屈せずに済んでいます。 夫婦で歩いていると、相手のペースに合わせたり、気になるポイントが違ったりと一苦労することもありますが、その試行錯誤こそが「共同作業」としての旅の楽しさですね。

東京オペラシティ

12:00
12:00、「東京オペラシティ」に到着しました。「新国立劇場」に併設されたこの巨大な複合文化施設は、遠くから見ても圧倒的な存在感です。
観劇以外にも食事やショッピングが楽しめるスポットですが、今回は先を急ぐ旅人。ガラス張りのビルを見上げながら、「いつかここで本格的なオペラを鑑賞する優雅な休日を過ごしたいね」と夫婦で語り合い先へ進みます。

頭上を走る高速道路を見上げると、車なら今日の目的地・府中まであっという間でしょうが、歩き旅は時間がかかる分だけ、ゆっくりと街を感じられます。

首都高としばらく並行して歩きます。首都高で空が遮られているせいでしょうか、景観の変化があまり感じられません。食事処が現れてくると、そろそろ駅周辺かなと感じる程度です。
幡ヶ谷駅前の交差点です。

そして笹塚駅前の交差点です。
昔の旅人は日本橋から八王子までを1日で歩ききったのだとか…当時の人の体力には本当に脱帽です!

江戸日本橋から三里目「笹塚の一里塚」

12:30、笹塚交番の向かい側の茂みに、ついに「笹塚の一里塚跡」を発見しました!
日本橋から一里目、二里目の一里塚が「所在不明」となっていたため、これがこの旅で初めて出会う本物の一里塚跡です。ここまで歩いて甲州街道の史跡にやっと出会うことができました。(涙)

初めて目にした一里塚は茂みに埋もれた説明板のみでした。
「一里塚」は歴史的にもとても価値のあるものだと思いますし、現代の「道」にも繋がる当時の旅人にとっても大切な道標だったはずなのに、史跡に対する扱いに少し寂しい気持ちにもなりました。案内板でも残っているだけでありがたいものですね。

一里塚の発見でモチベーションも急上昇!ですが、「腹が減っては戦はできぬ」ということで、笹塚駅近くのココイチでポークカレーを補給しました。満腹すぎると歩きにくくなるので「腹八分目」を心がけ、再び首都高沿いの旅路に戻ります。

築地本願寺 和田堀廟所

「京王明大前」駅を通りすぎます。
明治大学をはじめ私立の中学・高校が点在しているため、若者が多い活気のある街のようです。

築地本願寺 和田堀廟所

13:30
道を挟んだところに「築地本願寺 和田堀廟所」があります。
ここには、5000円札の肖像画で知られる作家・樋口一葉をはじめ、多くの著名人が眠っています。

首都高永福入口。電光掲示板には「国立府中まで25分」の表示。
歩きでは寄り道をせず進んでも約4時間かかります…でも、歩き旅だからこそ味わえる景色や発見があるんですよね。

道沿いにその名もズバリ「一里塚」というバス停を発見。周辺を探しましたが、本物の一里塚は見当たらず……。

江戸日本橋から2番目の宿場町「下高井戸宿」

続いて道沿いに「桜上水商店街」の入口です。昔ながらの商店街という雰囲気ですね。懐かしい気持ちになります。「下高井戸宿」はこのあたりから「上北沢駅」辺りまでだったようです。

ブーちゃん
ブーちゃん

下高井戸宿
内藤新宿ができる前は、江戸から一番最初の宿場町だったんだブ。下高井戸宿は、上高井戸宿と交代で宿駅を務めていたんだブ。でも内藤新宿ができると利用者が減っちゃって、本陣1軒、旅籠屋もわずか3軒だけの静かな宿場になったんだブ。

江戸日本橋から四里目「高井戸一里塚跡」

14:00
約500m進んだところに「高井戸一里塚跡」の説明板を発見しました。そして、その裏に隠れるように立っている「日本橋から16km」のキロポストです。

ブーちゃん
ブーちゃん

一里塚は直径9メートル、高さ3メートルと、けっこう大きな目印だったブ!てっぺんに榎が植えられてることが多かったらしいブよ〜。ちなみに、甲州街道を参勤交代で使った大名は「信州高嶋藩」「高遠藩」「飯田藩」の三藩だけだったみたいブ!意外と少ないブね!

ここで、新宿からしばらく並走を続けてきた首都高とも一旦お別れです。

日本橋から3番目の宿場町「上高井戸宿」

環八と交わる賑やかな交差点付近が、かつての「上高井戸宿」の本陣があった場所です。

ブーちゃん
ブーちゃん

下高井戸宿と、半月ごとに宿駅のお仕事をがんばってたんだブ。本陣は1軒、脇本陣無し、それに、旅籠屋は2軒。こっちも静かな宿場になったんだブ。


交差点を通過して少し進むと分岐があります。左に進むと「旧甲州街道」に入ります。車の多い大通りから離れ、少し落ち着いた雰囲気の道になりますが、今度は歩道が狭くなるのが少し残念です。

「芦花公園駅」近くです。
「山本農機・山本善水商店」が旧道の面影を感じさせてくれます。

「千歳烏山駅」近くです。コンビニ、居酒屋や飲食店が立ち並びます。住みやすそうな街ですね。

新一里塚

駅からも少し離れて人通りも少なくなってきたところに、突如現れた住宅敷地内の石碑と説明板です。
この「新一里塚」は明治時代に内藤新宿から一里ごとに新しく建てられた里程標です。

やがて「仙川」を渡ります。この川を越えるといよいよ23区を抜け、調布市へと入っていきます!

江戸日本橋から五里目「仙川一里塚」

15:00
国道20号と再び合流して少し進んだ「仙川入口交差点」。コンビニの角にどっしりと構える石碑がありました。「仙川一里塚跡」、ついに五里目(20km)到達です!

府中まであと10kmの案内板です。
仙川の一里塚から府中までの距離が確認できました。
なんとか陽が落ちる前には辿り着きたいです。

「仙川一里塚」にたどり着いたところで、本日はここまで。 日本橋から20km。ふくらはぎの張りが徐々に強まり、都心を元気に歩いていた妻も、そろそろ休憩場所を探し始めました(笑)。

次回はいよいよ、旅情あふれる「布田五ヶ宿」を経て、本日のゴール「府中宿」を目指します!疲労の色が見え始めた夫婦は、無事に1日目の目標を達成できるのか……?さらに深まる甲州街道の歴史散策を、ぜひ楽しみにしていてくださいね。

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