京王百草園を深く知る丘陵散策 「寿昌梅」に秘められた徳川家康の長男を巡る物語

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こんにちは、ぶ~ちゃんです!

都会の喧騒を離れて、歴史と絶景に包まれる旅、してみませんか?今回は、街道歩きの醍醐味を感じられる、東京都日野市にある「京王百草園(けいおうもぐさえん)」を深掘りします。
江戸時代から続くこの名園は、知る人ぞ知る梅の名所。ただ美しいだけでなく、文人墨客のロマンや多摩の歴史が息づいています。急な坂道を登り切った先に待つ、感動的な眺望と、心癒される梅の香り。さあ、あなたも一緒に、百草園を巡る情緒あふれる歴史の旅へ出かけましょう!

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街道歩きで辿る「京王百草園」へ!急坂を越えた先の感動

多摩丘陵の一角に位置する京王百草園は、まさしく都会のオアシス。今回は、旅の起点である京王線「百草園駅」からの歩き旅です。

駅を降りて、園へと続く道に足を踏み出すと…すぐに「試練」が待っています(笑)。そう、百草園の魅力を際立たせる、あの急な坂道!

「ようこそ!」と言いながらも、あと130mの急勾配が残ります。でも、大丈夫!この急な上り坂こそが、山の上にある百草園の魅力を際立たせているんです。汗をかいて辿り着くからこそ、その後の景色が何倍も心に響きますよ!

京王百草園

急坂を乗り越えたその先で、私たちは百草園の門をくぐります。
多摩丘陵の自然を活かした庭園。約800本の梅の木が植えられており、早春には芳しい梅の花で埋め尽くされます。梅だけではありません!秋には園内の木々が鮮やかに紅葉し、紅葉祭りも開催されます。どの季節に訪れても美しい風景に出会えますよ。

樹齢300年の名木「寿昌梅」に会う!

寿昌梅(じゅじょうばい)

園内を進んでいくと、ひときわ荘厳な姿を見せる梅の木に出会います。それが、樹齢300年を超えると言われる名木、「寿昌梅(じゅじょうばい)」です。

その姿は、長い歴史を見つめてきたかのように力強い樹形です。思わず立ち尽くしてしまいます。梅の季節に見てみたいですね。

ブーちゃん
ブーちゃん

江戸時代に小田原城主・大久保忠増の奥さん、寿昌院が植えたと伝わる梅の木なんだブ。寿昌院は徳川家康の長男・信康を弔うために、享保2年(1717年)に松連寺を建てたんだブ。そのとき自ら植えた梅が、今も京王百草園に残る「寿昌梅」なんだブよ。

文人墨客が愛した風景を巡る

江戸時代から百草園は景勝地として知られ、多くの文人墨客(文化人や詩人)に愛されてきました。園内のそこここに、彼らが残した足跡や歌碑があります。

歴史ロマンに触れる場所

松尾芭蕉の句碑

散策していると、ふと目に留まるのが松尾芭蕉の句碑。実は園内には二つあります。

「しばらくは 花の上なる 月夜かな」と刻まれています。
句碑の前に立つと、静寂の中に微かに風の音が聞こえてきて、当時の旅人の心持ちに想いを馳せます。

こちらには「春もやや けしき調(ととの)ふ 月と梅」の芭蕉の句が刻まれています。

若山牧水歌碑

さらに奥へ進むと、若山牧水歌碑があります。彼はここで失恋の歌を詠んだと伝えられています。

「百草園で失恋の歌…」歴史のロマンに触れながら、少し切ない物語も感じられるのが、この地の魅力です。美しい景色の中で、悲しい感情を昇華させた牧水。その心情が、目の前の風景に深みを与えているように感じられます。

歴史と地元グルメで一息「松連庵」

園内散策で疲れたら、一息つきましょう。園内奥には、日本の伝統美を感じさせる建物があります。

多摩の伝統的な休憩所

松連庵(しょうれんあん)

茅葺屋根が風情たっぷりの「松連庵(しょうれんあん)」は、まさに日本の伝統的なたたずまい。
ここでは、休憩処として利用できる他、地元の味覚を楽しむこともできます。都会の喧騒を忘れ、静かな空間で心と体を休めることができます。
縁側には座布団が用意されていて、ゆっくりと園内を眺めることができます。

松連庵では、百草園で収穫した梅の実から作った梅干しを使用している「もぐさ羊羹(ようかん)」や、地元の牧場から仕入れたジェラートなどがあります。美しい景色を眺めながらいただく、地元のグルメ。これも街道歩きの大きな楽しみですね。

百草園と隣接された「百草八幡神社」

三檪庵の後にある「百草園(神社門)」をくぐると隣接された「百草八幡神社」にも行ける。
鎌倉幕府の御祈祷寺で百草にあったと言われている真慈悲寺(しんじひじ)の提案により、1250年に建立された。
社の両脇には狛犬が見守るようにして鎮座している。

多摩丘陵一帯を見渡す絶景

努力の後に待つ大パノラマ

見晴台からの感動的な眺望

松連庵をさらに登った先にある見晴台からは、多摩の自然はもちろん、晴れた日には東京タワーや東京スカイツリー、そして遥か遠くに筑波山まで見渡すことができます。

急坂を登り、歴史をたどり、最後にこの景色!心地よい疲労感とともに、目の前に広がる壮大なパノラマは、まさに感動的の一言。都会が近いことを忘れさせる多摩の自然、そしてその奥に見える東京のシンボル。このコントラストが、百草園の魅力であり、街道歩きの達成感を何倍にもしてくれます。

見晴らし台を過ぎて、階段を下って行った先には「芭蕉天神」がひっそりと佇んでいます。

まとめ

京王百草園での歩きの旅、いかがでしたか?美しい梅の香りに包まれ、寿昌梅の生命力に感動し、そして見晴台から望む絶景は、まさに都会の隠れた歴史観光スポットの決定版。文学と歴史が息づくこの場所は、何度訪れても新しい発見と感動を与えてくれます。今回の記事を読んで、「現地に行ってみたい!」と感じていただけたら嬉しいです。歩きやすい靴を用意して、ぜひあなた自身の五感で百草園の魅力を体感してみてください。

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